遺品整理をメモリーズは専門に行っております

サイトマップ

2007/12 ゴミ屋敷その(1)

いつものようにお客様専用フリーダイヤルよりご連絡を頂きました。
何となく気の弱そうな男性の方でした。

「あの・・部屋をきれいにしたいのですが・・。」

よくあるお問い合わせです。自信たっぷりに
「任せてください!現場を確認させて頂ければ具体的な費用や、サービス内容をご説明させていただきます!」

すると細い声で
「今から住所と携帯を教えるので、近くまで来たら連絡ください。」

この時、よっぽどの事情があるなと直感し、それは当たっていました。

住所の場所まで行くと、大きな家に辿り着きました。そして、約束どおり
携帯に連絡を入れると「回りに気づかれないよう、裏口から入ってきてください。」と言われました。
裏口を探して戸を開けました・・・・すると・・・・

目の前に整理ダンスが壁になっているではありませんか・・・
「うそでしょ・・・」再び携帯に連絡を入れて「あのぅ、目の前にタンスがあって入れませんが・・。」すると
「大丈夫ですよ、私でも入れますから!登って入って来て下さい!」

余談ですが、私は見積に行く時は、必ずスーツを来て行きます。

「まじですか・・・」心の中で一瞬思いましたが、気を取り直してタンスを登りました。
そうすると玄関から廊下、そして部屋など家の間取りが何となく(高い位置から)確認できます。
タンスの向こうは一面のゴミ・・廊下も部屋も私の身長ぐらいまでぎっしりゴミが詰まっています。

「この先、進むのか・・」というより、「どうなってるんだろう・・」という興味が大きくなってきました。
どんなお客様なんだろう・・・私は自然に天井とゴミの間を、もがきながら前進して行きました。
少年時代に草むらや、洞窟を探検したあの頃にタイムスリップしたようでした。

「こっちですよ。」お客様が待っておられた部屋は2階の書斎(きっと・・)でした。
50代ぐらいの男性と、その横に母親が本当に申し訳なさそうに座っておられました。

続く・・。

日時:2009年7月 1日 10:02