10月に入りました。
寒暖の差で体調が崩れやすいそうですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は死後2週間の現場に行ってきました。
現場はトイレから手洗い場にかけて、体液で汚れていました。
臭いもかなりのものでした。
荷物の搬出にドアを開けるので、臭いがどうしても廊下に溜まります。
住居人に
「くさいんじゃ!!閉めてやらんかぃ!!」と怒鳴られて、
「すみません、もうすぐ終わりますので、ご協力お願いします。」と頭を下げます。
その人は隣の方でした。臭いは半端ではありません、苛立つお気持ち察します。
私どもの作業は、「ご近所のご理解がなければ成り立たない!」とよく思います。
中には、「ああ・・あそこの部屋の掃除してるの・・大変だけど頑張ってね!」
と声をかけてくれる人もいます。
そういう時は、「自分の仕事は誰でも出来るものではない。」と痛感する時があります。
とりあえず遺品を搬出し、特殊清掃をしなければ臭いが治まりません。
急いで作業をしました。
手洗い場の床が木で出来ているため、体液が染み込み、思うように捗りませんでしたが
あの手、この手で汚れた部分を取り除き、臭いが少し落ち着きました。
その時向かいのドアが 「ガチャ」 と開き20代前半の女の子が出て来ました。
下を向いて、かなり怖がっている風に感じました。
私が、「すみませんね、ご迷惑かけます。もう(臭いは)落ち着きますよ!」と言うと
向こうに歩きながら礼をしていました。
もし私が、20代前半の時に近所で孤独死なんかあれば、夜一人でトイレ行けないですよ・・。
この女の子も一人暮らしなので、さぞかし複雑な気分で過ごしているんだろうと思います。
最後は大家さんに確認してもらい「OK」をもらいました。
ご遺族の方に貴重品の一部や新しい衣類は「寄付」をご希望されましたので、
大阪市住之江区の「ケアハウス」に寄付させて頂きました。どうもありがとうございました。

