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2008/12 費用がないのです・・・大阪発

ワンルームの1室で1人の男性が亡くなりました。
死後1週間、誰も気付いてくれませんでした。

三重県から親族が来ていましたが、故人とは数十年会っていません。
母親と息子さんの親子で、年齢が70代と40代ぐらいに見えました。
それが、あくまで見た目ですがとても生活が苦しそうな感じで、すごくやつれていました。
お金がないと葬儀社の方も相談され、葬儀の費用は、故人が働いていた会社の
社長が出されたそうです。

葬儀社様より遺品整理の紹介を受けました。
「厳しい方なので、助けてあげて下さい。」と言われました。

故人宅で待ち合わせをして、故人宅を拝見し、特別価格を出しましたが
70代の母が、沈痛な面持ちで
「何で私たちが、このようなことに巻き込まれるのか・・私達は日々の生活が
やっとなんです。助けて下さい。」と涙ながらに訴えかけてきました。

私たちが今片付けてあげないと、可哀想だと思い、収集運搬の処分業者の方にも
頭を下げてお願いし、予算内に収める事ができました。

すべて完了し、「やっと帰れます、ありがとうございました。」と別れました。
故人宅から出た、わずかな洗剤や消耗品を袋一杯下げて帰っていく二人を見つめ
「頑張って下さい。」といつまでも心で叫んでいました。

日時:2009年7月 1日 10:57