見積
管理会社の方からご連絡がありました。
「孤独死で死後1ヶ月以上経ってから発見され、ご遺族が困っています。」と担当の方もSOS信号が出ていました。
「すぐ伺います!」
冬場とは言え死後1ヶ月経過しているので、私も気合を入れて向かいました。
管理会社の方と現場マンション前で待ち合わせをしました。ご遺族の方もご一緒されるとお聞きしていたのですが来られません。
「ひょっとして玄関前にいらっしゃるのでは・・」とエレベーターで上がり、玄関まで行くと玄関が開いているではありませんか。
そこにはご遺族様3名がマスクをして形見分けをされていました。
お話を聞くと、冬場だったので腐敗がなく、臭いもそれほどないとの事でした。警察の方もめずらしいケースと言っていたみたいです。
私も部屋の中の臭いがあまりにも無いので、亡くなった場所が特定できないぐらいのものでした。
後日作業を行いますが、管理会社の方にも感謝されるよう頑張ります。
2010年1月31日
最後ぐらいは・・
「作業をお願いしたいのですが・・。」と連絡を頂きました。声の主は弟を孤独死で亡くした兄からでした。場所は大阪からは少し離れた小さな街です。
「鍵を取りに来て頂きたいのですが、いいですか?」
「了解しました。とりあえず見積をさせて頂きますので・・。」と答えると「すぐ作業して下さい。」とその男性は言いました。間取りが2DKぐらいなので「亡くなられている状況にもよりますが、15〜25万ぐらい掛かると思いますが。」と言うと「構いませんのでお願いします。」と語気を強めました。
値段の事より、早く片付けて楽になりたい・・そのように感じました。

部屋の様子はベッドで亡くなられたと見られ、吐血の跡がひどかったです。そして書類や郵送物が散らかっていました。生活は質素なもので、臭いも全くなく餓死かと思ったぐらいです。
作業は2名で3時間で終了しました。
貴重品及び部屋の確認のため現場に来て頂くようにお願いをしましたが、「鍵と請求書だけ郵送して下さい。後は捨てて下さい!」と言い電話を切られました。
兄弟なので、大人になってから仲がよくないこともあるでしょう。しかし最後ぐらいは・・・と思いました。
しかし我々が知らない事情があるのかもしれません。
人生いろいろ・・この遺品整理という仕事は本当に色々考えさせられる。そして人間の情や絆が薄れていく現代社会に警鐘を鳴らしたい。
2010年1月30日
明日ラジオ番組に出ます
昨日ラジオ関西へ収録に行きました。
オンエアは1月30日早朝7:30「お元気ですか 春名祐富子です」という番組です。
また収録の模様は、後日アップさせて頂きます。
遺品の整理にも様々なドラマがあり、社会問題となっている事など緊張しましたが話せたと思います。皆様にも聞いて頂けるとうれしいです。
2010年1月29日
ボランティア活動(サックス演奏)
昨日、福祉整理でお世話になっている、特別養護老人ホームへサックスの演奏に行ってまいりました。

演奏曲はオールディーズと呼ばれているアメリカンポップスを中心に行いました。皆様生のサックスに感動してくれたみたいでよかったです。
時間の許す限り、演奏活動も行いおじいちゃん、おばあちゃんに元気を注入できればと思います。
2010年1月27日
ライブのお知らせ
今日は阿倍野にある「福祉整理」でお世話になっております「特別養護老人ホーム」へサックスの演奏に行きました。その模様は後日アップさせて頂くとして、3月に私が活動しているバンドのライブがあります。
バンド名は時弦旅団です。
日時は3月23日、場所はこちら
歌のないインストバンドで、サックス吹きまくります。
遺品整理も音楽も魂込めて頑張ります。
2010年1月26日
寄付する布団もむなしく・・
先日スタッフの山下くんが日記に書きましたが、ヘルパーさんのご紹介でお部屋の掃除・消毒を依頼していた男性が、作業前日に亡くなりました。
山下くんが見積に行った時、部屋の中に4箇所ぐらい糞尿で汚れている所があり、布団はこげ茶色の煎餅布団、そしてかなりごみが散らかっていたそうです。
ヘルパーさんではきれいに出来ないからと、ご紹介頂きました。

作業当日、その方に新しいお布団を寄付する事にしていたのです。それなのに前日に亡くなってしまいました。この様なケースは初めてで、少し戸惑ってしまいました。
福祉の整理が遺品の整理になってしまったのです。
山下くんもさすがにいつもの元気がありませんでした。
その男性には、きれいな部屋で、そしてフカフカのお布団で生活をして頂きたかったです。
2010年1月25日
強烈!ごみ屋敷
皆さん「ゴミ屋敷」ってテレビにたまに出てくるもので、現実にはなかなかないもの・・と思っていませんか?今日は私の作業履歴からTOP3に入る強烈な現場を紹介します。
大阪市内のワンルームマンションで一人暮らしの男性が家にゴミを溜め込み、近所の方からクレームになっていたそうです。当然大家さん、管理会社さんは警告を伝えていたのですが、進展がなくついに退去になりました。
その現場がこれです!

玄関を開けると部屋に入るまでゴミの坂を上がらなければなりません。左にあるユニットバスへの扉は少し開いたまま固定されています。電気がつかず、中がよく分かりません。
ただひたすらゴミを出し続ける・・という作業を行っていました。
すると案の定と言うか・・トイレに入れないからだと思いますが、ゴミの中から湿った衣類などが出てきました。そうです糞尿まみれの衣類です。
いきなりテンションが下がります・・・。しかも防護服を持参していませんでした。
最初は服に付かない様に作業していましたが、最後の方は作業服うんちまみれになりました。もちろん提携しているごみ屋さんのパッカー車にポイッ・・。
部屋の中がある程度出せたので、ユニットバスの中を確認すると目を疑う光景が・・・。
なんと便器に水一杯溜まっています。半分以上うんち・・・。
そして便器周りには黒っぽい水が溜まっていて、衣類やゴミがプカプカ浮いています。
「まさか・・・・」
心が折れると感じた瞬間です。
すべてうんち水(こんな表現あるのかな?)です。配管が詰まり流れる気配がありません。黒い水の中に手を入れて、詰まり物を探しますが改善されませんでした。あざ笑うかのようにすさまじい強烈な臭いが襲ってきます。
「逃げ出したい・・・。」久しぶりに心から思いました。
そしてとどめは浴槽に衣類の山、すべてビトビトに糞尿まみれ・・服を袋に入れる際、うんち水が飛び散り私の顔面に黒い水滴が飛び散りました。すべての水道の配管が詰まり、水が使えません。
心は号泣していました。
おそらくトイレが使えないので衣類に用を足し、浴槽に溜め込んでいったと推察できます。
最後に行き場を失ったゴキちゃんが壁中這っていました。冬眠中起こされて動きは鈍かったです。

すべて完了した時、うれしさが込み上げて泣きそうでした。
帰りの車はビニールシートを敷いて運転しました。
メモリーズは色んな現場を心を込めて(腹くくって)仕事してます。
今後も頑張ります!!
2010年1月21日
ありがたいお言葉をいただきました。
こんばんわ、スタッフ山下です。
大阪にて遺品整理をさせていただきましたお客様より
アンケートのお葉書、ありがたいお言葉をいただきました。

お客様は数社にて見積りを取られた結果、
当社にご依頼いただきました。
お客様に喜んでいただき、本当に良かったです。
今後も満足していただけるサービスを提供できるように
頑張ります!
ありがとうございました。
2010年1月19日
トイレ掃除
「トイレは便器を交換するから、ある程度きれいにしてくれたらいいよ!」と大家さんは笑顔で言いました。大阪市外の文化住宅での遺品整理での事です。
部屋は汚れていないのですが、トイレだけすごく汚れていました。

この写真は拡大すると問題あるので、これぐらいにしておきます。
まず便器の周りのティッシュを流そうと思い、ある程度便器の中に入れて「大」で流します。すると中に汚物が詰まっていたらしく、見る見るうちに水が溢れそうになります。
「うわっやばい!!」
ビニール手袋で便器の中をいじくります。するとラッキーな事に水は流れていきました。ティッシュを流し、洗剤をかけてきれいに磨きます。乾いた汚物はなかなか強敵・・・右手が疲れて左手・・その繰り返しで何とかきれいになってきました。

最後はすごく喜んでもらえました。
当然私も小さな達成感を味わいました。
2010年1月18日
記念撮影
先日、用があってMBS(毎日放送)へ見学に行きました。何の用件(もちろん遺品整理の仕事の関係ですが・・)かは、まだ発表できないのですが、「ちちんぷいぷい」のセットの前で記念撮影させて頂きました。

上泉さん、河田さん、前田さん、お疲れの所快く撮影に応じて頂き有難うございました。今後も応援させて頂きます。
2010年1月17日
切実なメッセージ
本日は葬儀社様のご紹介で、茨木市某所で遺品整理を行いました。
住まいは文化住宅、孤独死でしたが発見が早く、臭いもあまりなく、特殊清掃はそれほど困難ではありませんでした。
作業をしている時に、電話台の上のメモに目が留まりました。広告の裏に走り書きのように書かれた内容は、故人の最期のメッセージでした。

故人は女性で、まだ50代です。
遺品の中には仕事や交友関係など色々推測できるものがありましたが、なぜこのような精神状態になってしまったのか考え、手が止まりました。当然ですがお風呂もトイレもあります。
もし本当に何も出来なくなったという事実が、精神的ではなく肉体的だったら体の自由が利かない状態で何とか生きておられたという事になり、あまりにも悲惨ではないでしょうか?
この方の唯一の親族は、現在高齢で認知症の症状があり後見人がおられるとの事です。
誰にも相談できず、甘える人もいない。そして体や精神が正常ではなくなっていくのが自覚できる状態。それがどれほど不安で淋しい毎日を過ごしていたかと思うと切なすぎます。
自分自身の最期・・・考えた事あるでしょうか?
2010年1月16日
コーヒー3杯
お客様からの電話は、深夜0時を回っていました。
「片付をお願いします。早速ですが明日遺品整理の見積をお願いしたいのです。」と仰っていました。
少しウトウトしていた私は「了解しました!」と伝え、明日に備えました。
翌日大阪市内の繁華街、雑居ビルが立ち並ぶ現場に予定よりもかなり早く着いてしまいました。「寒いしコーヒーでも飲もう。」と近くの喫茶店に入りました。
予定時間に近づいたので、現場に向かいました。
現場に男性一人来られていたので、挨拶を行いました。すると現場の家の鍵を忘れたみたいで、奥様が取りに帰られているとの事でした。
「寒いのでお茶でもしましょか?」と仰ったので「あ、はい。」返事。同じ喫茶店に向かいました。若い店員は「また来た・・。」みたいに少し笑っていました。そこでお互いの仕事の話しとかしていると、奥様が到着し、見積を始めました。
見積が終わると「もう一度喫茶店でお話ししましょう。」という事になり、お茶を飲みながらサービスについて説明を行いました。
わずか2時間の間にコーヒー3杯も頂いちゃいました。
作業は翌日に行いましたが、改めてアップします。
2010年1月14日
作業日前日に・・・
こんばんわ。スタッフ山下です。
先日、福祉整理の見積りに行政の方と同行で
大阪市内の文化住宅へ見積りに行きました。
住まれているのはご高齢のおじいさんで認知症の症状が出始めています、
トイレで用を足せなくなっており、部屋が糞尿で汚れていました。
見積内容は散らかっている部屋の不要品処理と清掃です。
依頼主(ご親族)のご都合もあり、作業は1週間後となりました。
また、お布団は真冬にも関わらず、せんべい布団でとても寒そうでしたので、
作業完了後に当社の倉庫にあるお布団を寄付させていただくことにしました。
しかし・・・
作業予定日の前日、行政の方より連絡が入りました。
「今朝、おじいさん亡くなられていました」とのこと。
作業日があと数日早ければ・・・お部屋を片付け、住みやすい快適な
住環境に整えてあげたかった思いと、おじいさんに綺麗なお布団を寄付
できなかったことが悔やまれます・・・
僕自身、つい先日見積りさせていただいたおじいさんが突然
孤独死された現実がなかなか受け止められません。
ご高齢者の独居問題、ゴミ問題、そして孤独死・・・
難しい問題ですが、できる限り少なくなれば良いと思います。
また、メモリーズも福祉整理に力を入れ、少しでも協力できるように
頑張りたいと思います。
2010年1月 8日
お礼のハガキ
大阪で遺品整理をさせて頂きましたお客様よりお葉書頂戴しました。

作業を行ったのは春ぐらいだったと記憶しています。昨年末にハガキが届いたので、少しは心の整理が落ち着いたのではと、懐かしく拝見しました。
身内が孤独死で亡くなられ、大変戸惑っておられたのでよく覚えております。
このように感謝して頂いて、大変光栄に存じます。
今年も一人でも多く感謝されるように頑張ります。有難うございました。
2010年1月 7日
初現場!
昨日5日、メモリーズ初遺品整理となりました。
大阪から遠く離れ、自然に囲まれた田舎へ出張になりました。

しかし現場は、マンション1Kでの孤独死です。死後1ヶ月でしたが、臭いはあまりありませんでした。冬だからではなく、餓死に近い状態だったと思われます。家の中に食べ物は殆どなく、家具も衣類が散乱しているだけで、引き出しには借金の書類がたくさんありました。
この様な状況での生活は、さぞ淋しかったのではないかと思いました。親族もそれほど離れていないようでしたが、あまり連絡はされてないようでした。
まずじゅうたんの血痕を除去します。
特殊な液で入念に清掃を行います。

1K全撤去、山下君と2名でさほど時間は掛かりませんでしたが、3階階段作業は、正月食べ過ぎた体には非常に辛かったです・・。
帰りに対向車線で多重追突事故があり通行止になっていました。

皆様も事故だけは気をつけてください。
2010年1月 6日
お正月
大晦日から元旦にかけ、ものすごく寒かったです。
ちょっと鼻水垂らした娘と奥さんを連れて実家へ行きました。
正月ムードを盛り上げるため、奥さんが花を活けました。

母が作った料理を食べ、ゆっくり過ごしました。
娘と遊ぶ両親はすごく幸せそうで、「親孝行したなぁ。」と感じました。
実家には猫のランと犬の元気がいますが、お正月モードでした。

いい休養で、しっかり充電させてもらっています。
2010年1月 2日
今年もよろしくお願いします!
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
本年も遺品整理のサービスの向上を目指し、お客様に喜んで頂けるように頑張ります。また、高齢者のゴミ問題(福祉整理)も行政の方々と積極的に取組んで行きます。
全国的に寒いみたいですが、どうかお体ご自愛下さい。
2010年1月 1日