後日息子様から連絡がありました。
「今自分たちで作業やってますが、1部屋が限界です。やはりプロにお願いするしかありません。だけど1部屋分値引いてください。」
なかなか根性ある方だ・・と感心しました。
そしてメモリーズの出番となりました!

玄関を開けるといきなり数十匹いる内の猫が死んでいました。
抱かかえるとすごく硬くなっていました。
普通のゴミ屋敷ならば、コンビニのゴミ袋や衣類などすばやく出せるのですが、到る所に糞尿があり、ゴミを出すごとに襲ってくる臭いと戦いながら作業します。
最初は近くで見ていた息子さん。
「なんでこんな家になったんやろ・・?」ポツリと言いました。
話しを聞くと10年ほど前に親が離婚して、それから連絡をとっていなかったと言います。
「寂しかったんちゃう?」
それからしばらくして息子様が防護服に着替えて、私たちの作業を手伝ってくれました。
「父なんで、これぐらいはしないと・・。」
なかなか手伝える現場ではありません。
本当に根性あるなと感心しました。
2日間かかりましたが、何とか家の中を空っぽにできました。
息子さんもすっきりした表情に変わっていました。
戸締りをしている時、窓のサッシに息子様が置いていた遺品の中に、幼稚園時代と思われる息子さんを抱いた父の写真がありました。
何か得した気分になりました

