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81歳の恐るべき性癖

大阪市内にある駅前の集合住宅の一部屋で孤独死があり、遺品整理を行いました。

私は故人の姉と現場の前で待ち合わせをしました。
田舎から出て来られたらしく、方言が理解できないぐらいでした。

故人である弟とは連絡もあまり取ってなくて、家にも来た事が無いと言っていました。

鍵を開けて中に入ります。

高齢者の孤独死の場合、家が片付いてない事が多いです。この現場もそうでした。
姉は荒れた部屋を見て大変驚いておりました。

間取りは1DK、台所の向こうに部屋があります。
そこへ入ると亡くなっていた場所である布団がありました。が・・・

もっと気になる事に気付きました。

部屋中に物干し竿がセットされ、そこにはすべて女性の服が数十着吊るしてありました。ふと座卓に目をやると女性のカツラが・・。

私はなるほど・・そういうことか・・。特に驚く事なく淡々と見積を進めていました。

その部屋を見て姉が言いました。

「違う人の部屋に入ってきてしもた!!兄ちゃん早く出ないと起こられる!」と私の手をひっぱります。

「いえいえこの部屋ですよ。姉さん鍵で開けたじゃないですか。」
「弟は男です!」(当たり前ですが)と受け入れません。

お姉さんはパニックになっています。事態が把握できておりません。
しばらくしてお姉さんはひとつの結論に至ったようです。

「ははーん、女がいたな!死んだから金持って出て行ったな!」
お姉さんには女装という引き出しがないようです・・。

部屋の中からは弟の遺品がたくさんあり、それを見て弟の部屋であることは納得するものの、女性ものの服に関しては、最後まで理解できませんでした。

ちなみに近所の人に話しを聞くと、外出するときは男性の格好だったそうです。

日時:2010年10月14日 17:06