死に場所に選んだのは母の墓地
依頼主は行政の方でした。「練炭自殺をした車の処分をお願いしたい。」との事。なぜ、メモリーズに連絡があったのかも分かりません。
もちろんグループ会社に連絡し対応しました。車の中だけの整理は段ボール2箱だけでした。非常に少量の遺品整理でした。

亡くなられたのは60代男性の方。
息子様がいらっしゃいましたが、ご遺体も引き取らず、行政の方が委任状だけ持っていました。
車中は後部で練炭が炊かれていて、ダッシュボードには少しだけ残ったワンカップのお酒がありました。そして死ぬ場所に選んだのは自身の母の墓地の横でした。
故人に、そして息子さんとの間に何があったのか知る由もないですが、どのような気持ちで最期のお酒を口にしたのか考えると切ないです。
今頃母と会えている事を願っています。
日時:2009年12月27日 23:58


