孤独死が2件も・・
今日は現場を2件こなし、見積を1件行く予定でした。
しかし急に孤独死案件が2件も入りました。大阪市内で結構近い場所です。
一つは管理組合からの依頼でした。
そのマンションでは初めての出来事で、かなり動揺されていました。
もちろん現場には臭いの事もあり、入って来られませんでした。
そして警察の方が遺族を探しているので、本来動産には手を付けられない状況ですが、近所からのクレームで汚れている所のみの清掃になります。
現場はさほど汚れていなかったので、とりあえず消臭機を設置し明日対応することになりました。
もう一つは賃貸ワンルームマンションです。
こちらは死後発見が送れ、現場はとんでもない状況となっていました。
布団全体に脂が染み込んでとんでもなく重いのです。
そしてその下のカーペットにまで脂が行き渡っています。
臭いはとんでもなく、目が開けていられないのです。
目を細めて脂の上をうろうろ歩いて見積りました。
管理会社の方に言いました。
「結構大柄な人でしょ??」
「なんでわかるのですか!その通りです!」
その脂の多さで大体分かります。
細い人で、餓死されている方はあまり臭いません。
帰りの車中は靴に付いた死臭が充満し、テンションは下がりまくりでした。
孤独死は皆様が思っているよりすごく多いのです。
近所で見かけなくなった人、新聞が溜まっている家などございませんか?
亡くなって腐敗が進んでしまうと、近所の方も大変です。
清掃費用も高くなってしまいます。
どうか地域の皆様で取り組みをされますよう、お願い致します。
ご近所の方
遺品整理は家財道具を搬出したりするので、トラックを停めたり、場合によってはパッカー車が来て大きな音を立てる場合もあります。
当然ご近所への配慮も必須になってきます。
しかし必ずしも協力的ではない場合があります。
大阪市郊外の古いアパート、ここで孤独死がありました。
依頼主は弟様で四国から来られていました。ある場所で待ち合わせをして、家に向かいました。弟様は
「兄の家は初めて行くのですよ・・。部屋の事はお任せしますので、よろしくお願いします。」と言い、あまり部屋に入りたくない感じでした。
あまり連絡など取り合っていないようでした。
現場は古い文化住宅などが立ち並ぶ所で、兄の家を二人で探していました。
するとどこからともなく人が集まって来ました。
「ひょっとして○○さんの家か?」
「あんた誰や?」
など4人ぐらいに囲まれました。
「ご迷惑掛けました。私は弟で、家の整理をお願いする事にしました。今から作業に入ろうと思いますので、よろしくお願いします。」
弟様は深く頭を下げました。
弟さんが鍵を開けて私が部屋に入ろうとした時に、ご近所の方に腕を捕まれました。
「なんであんたが先に入る?遺族から入るのが筋やろ!」と言われてしまいました。
(確かにそうかもしれませんが・・・)
すかさず弟様が「いえ、私は何もできませんので、この方にすべて一任しているのです。」とフォローして下さいました。
すると近所の方は「不動産の書類とか、貴重品とかもあるでしょ!こんな業者に任して大丈夫か?」と発言。
これには私もびっくり。私の言動に何か問題でもあるのか真剣に考えました。
私が遺品整理について説明しようと思った矢先、
「兄の葬儀ですごくよくしてくれた方の紹介なんです。私は彼を信じています。実際私も明日四国に帰らなければなりません。誰かに任すしかないので、メモリーズさんに任せます。」と言ってくれました。
少し目頭が熱くなりました。
男意気を感じずにはいられませんでした。
作業は3時間ほどで終了しました。
ご近所の方も仕事内容に感心してくれました。
遺品を片付けるから遺品整理ではなく、そこに少しでもハートを感じて頂けるような仕事を志したいと改めて思いました。
フラワーフェスタ2010出演
22日(土)に住之江公園で開催されたフラワーフェスタ2010に出演しました。

当日の出番は16:30でしたが、夕方から雨が降るとの情報でとても心配でしたが、無事終えることが出来ました。
お客さんも踊ってくれたりして中々盛り上がりました。
来年も出演したいと思います。
ただ山下君は私不在の中、夜遅くまで遺品整理の現場作業を行ってくれました。
ありがとう!
遺体に寄り添う犬
先日、大阪市淀川区で遺品整理を行いました。
お部屋で亡くなり、死後1ヶ月経過しているとの情報だったので、かなり覚悟を決めて現場へ駆けつけました。
確かに死臭もひどかったのですが、もうひとつの臭いが凄かったのです。
獣臭といって、ペットの臭いがもの凄かったのです。
犬を飼っていたらしいのですが、飼い主が亡くなってしまい、しばらく家の中の食べ物で食いつないでいたようです。なので家の中は犬のうんちとおしっこの臭いがもの凄く、死臭が押されてる感じでした。
健気なことに、最期は飼い主の横で餓死していたと聞きました。
あらゆるところにうんちが転がっていて、作業は大変でした。
掃除もフローリングにこびり付いた血液や体液と一緒に犬のウンチもきれいに拭き取りました。
一人暮らしで、人との付き合いが苦手な方などペットを飼って寂しさを紛らす事も大事かと思いますが、自分が亡くなってしまった時の事も考えないといけないですね。
難しい問題です・・。
遺品整理ドラマ24日月曜よる9時
いよいよ迫ってきました!
あんしんネットさんとメモリーズで監修させて頂きました月曜ゴールデンドラマ「遺品整理人 谷崎藍子〜死者が遺したメッセージ〜」が24日夜9時に始まります。

ドラマの題材として遺品整理が取り上げられる事は、大変光栄です。またドラマを通じて遺品整理のことが少しでも伝われば、うれしく思います。
ストーリーも現社会の問題を取り上げ、共感できる内容です。
お時間のある方は、ぜひ見てください。お願いします。
息子が自殺、父は・・
緑もまばゆい季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑くなって来たので、我々にとっては体力の消耗する大変な季節になります。
この日記も仕事柄、明るい話題ばかりではございません。
メモリーズではこの3週間で3件の自殺現場の整理を行いました。
自殺の後、我々もそうですが遺族やその他、どれくらいのダメージを与えるかお伝えしたいと思います。

自殺の要因はさまざまです。最近「うつ病」も増えていて、全体の3分の1は医者の処方が必要だとニュースで見ました。
今回大阪市で30代の男性がお部屋で自殺、死後2週間で発見されました。
管理会社より連絡を頂き、見積に伺いました。
お部屋には父が一人で茶を焼いていました。
「消臭にはこれがいいと聞いたのでね。」と目を真っ赤にして呟きました。
話し相手ができたので安心したのか
「こんな仕打ちがあるか?なんでこんな事に・・。」と泣き出しました。
「管理会社さん、迷惑掛けてすまん。今回の事はきっちり面倒見ます。そして遺品整理屋さん、あんた社長やったら今金額言ってくれ、すぐ払うから。こんな事でもめたらあの子は成仏しない・・・・。」と大声で泣きました。
お部屋の家具や家電製品などすべて2年以内に購入されているようでした。間取りは2LDK、自殺なので清掃が大変な作業です。
私は買い取れるものが多かったので10万で作業することにしました。父も管理会社さんもその安さに大変驚きました。
「わしは、もうここにはこれんよ・・。」憔悴しきった声で父が言いました。
帰り際に管理会社の方に聞きました。
「どうして自殺したのでしょうか?生活も困ってない感じでしたけど・・。」と尋ねると、「あくまで推測ですが・・。」と話してくれました。
「縁談が破棄されたようです。」
それから仕事も辞め、引きこもりの生活になったようです。
自殺するまで追い込まれる前に、そのシグナルを察知する人間が回りにいなかった事が残念でなりません。
まだ30歳です、気持ちを切り替える事ができない歳ではないと思ってしまいます。
その方の誕生を心から喜び、大事に育て、成長を見届けてきた親はどれくらいショックでしょうか。
今の時代、自分やその家族の生活の事で精一杯の方は多いと思います。
だけど苦しんでいる身内、友人などいたら、話しを聞いてあげて下さい。
ちょっとした会話で、前を向くことは出来ると思うのです。
忘れがちなこと
先日大阪市東淀川区の団地で遺品整理をさせて頂きました。
依頼人は長男で岡山県から来られていました。
その日は2件現場が入っていて、次の現場があるので慌しく作業に掛かりました
お客様は手際よく作業進める姿を見て
「さすがプロですね。」と声を掛けてくれました。
私は時間通り進めるために、いつもよりナーバスになっていたのかもしれません。指示もいつもより厳しくなっていました。
遺品整理は無事終了。
集金させて頂き、「戸締りしますね。」と声を掛けました。
当然作業が終わったので、一緒に出られると思ったからです。
すると、
「いや、もうちょっと余韻を・・。思い出がいっぱいありましてね・・・。」と
目頭を押さえました。
この時、私は物凄いショックを受けました。
「遺品の整理」を次の現場があるからとあまりにも事務的に終えてしまったからです。
お客様に感謝して頂くという理念を忘れてしまいました。
「すみません!!」
心の底から誤りました。
「帰る時間が早くなって、それはそれでよかったのですよ。」と
フォローしてくれました。
おそらくこの先、この出来事は私にとって忘れる事がないと思います。
ついつい忙しくなると肝心な事が抜けてしまう。
現場は1つ1つ大事にしたいです。
お休み頂きました!
いよいよ暑くなってきました。皆様健康管理しっかりされていますか?
GWが明けてお休みを頂き、家族でナガシマスパーランドへ行きました。
メインはアンパンマンミュージアムです。
2歳の娘が大はしゃぎと思いきや・・

あまりの人の多さに圧倒され、すごく無口に・・。
ちょっと拍子抜けしましたが、笑顔をたくさん見れて幸せでした。
「今が一番可愛いとき!」と心に言い聞かせて日々接しています。
楽しい思い出がたくさん作れるように、お仕事頑張ります。
疲れも吹き飛びます!
先日東海地区にて遺品整理を行ったお客様より、うれしいお言葉を頂きました。

お部屋で亡くなられた現場で、ご遺族様は当然初めての事で少し不安もあったかと思います。事務的に作業をするのではなく、不安を取り除く事が少しでも出来るように努め、その気持ちが伝われば、私共は満たされるのです。
何社かお話しを聞かれて、メモリーズを選んで頂き、そしてこのような温かいご支援を賜り心からうれしく思います。
また平穏な生活が一日でも早く戻るよう、お祈り申し上げます。
癒してくれる派遣スタッフ
大阪市内の一戸建の遺品整理を行いました。
その間取りはなんと8DK、家財道具の量もかなり多かったです。ピアノは2階からユニック車で吊り上げて搬出するなど、久しぶりに全身筋肉痛になる現場でした。

当然メモリーズスタッフだけでは賄えず、派遣スタッフに協力してもらいました。
その派遣さんの中に、ものすごく太った方がいました。だけど笑顔が可愛くて人の良さそうな好感の持てる方です。
メモリーズで用意したユニフォームは全然彼にはフィットせず非常に窮屈そうでした。
階段を上がっては息が切れていて、なぜこんなしんどい日に呼ばれたのか気の毒にさえ思いました。
彼がトラックに運んでいる姿を見て笑ってしまいました。
上のポロシャツはおへそ上10センチぐらいまでしかなく、ピチTのようでした。下のズボンはお腹上でベルトが出来ず、逆におへそ下10センチぐらいまでしか上げられないのです。
後ろから見るとお尻の割れ目が5センチぐらい出て、志村けんさんを彷彿させる格好でした。
「その格好は、何ぼなんでもあかんわ!!」と笑いながら言うと、その彼は
「このズボンはローライズですか??」と言いました。
私は時間に追われているのを忘れ、大笑いしてしまいました。
なんと憎めない人柄なのでしょう・・。
そんな彼に「是非また着てね。」と言いました。
大きいズボンとポロシャツを買っておきたいと思います。


