特殊清掃専門サイト
今から10年前、会社に親から連絡がありました。
「大変や!おばあちゃんが亡くなってしもてん!。」
明らかに動揺している母の声でした。
朝、おばあちゃんの姿が見当たらず、隣で住んでいる家族が捜していたら、お風呂で発見されました。発見は早かったのですが、孤独死扱いで警察の方が色々調べたそうです。
私の母は、おばあちゃんとすごく中がよかったので、少し心配になり急いで家に帰りました。その時の母の慌てようは、今も忘れることができません。
母はその時の事を、「気が動転して、田舎に帰るまでの記憶がない。」と今でも話しています。涙を浮かべながら「なんでやの?」と何回も呟いていました。
葬儀も終わり、私は仕事があるのですぐに大阪へ戻りました。それから母は、親戚の方と遺品整理をする事になりました。
大阪に戻ってきた母は、大変疲れてしまい、腰が痛くて眠れない日々が続きました。それくらい遺品整理が大変だったのです。
現在、私はその「遺品整理・特殊清掃」という大変な仕事をさせてもらっています。
見積などで、ご遺族様とお会いすると、おばあちゃんの死を知ったときに、母が涙を流しながら田舎に帰る用意をしていた事を思い出します。
ご遺族様がどのような思いをされているのか、痛いほど分かる時があり、言葉が掛けられない時もしばしばです。また、孤独死の場合は「孤独死をさせてしまった。」という現実を、受け止められないでいる方が大変多いように思います。
そんな方に、安心してもらい、感謝してもらえるこの仕事は、今の時代に合った必要な仕事と言えるでしょう。
「ご遺族様の思い出の遺品を扱う。」ということから、私はメモリーズという名前にしました。遺品整理は不用品処理ではありません。思い出の品を扱い、ご遺族様の気持ちを察して作業を行い、
遺品整理が終われば、気持ちがを少しでも楽になってもらえるように、社員全力で取り組んでいます。



